くらし情報『現場の声を伝える…「映画監督有志の会」セクハラ・パワハラ防止等の提言書を映連に提出』

2022年4月22日 18:00

現場の声を伝える…「映画監督有志の会」セクハラ・パワハラ防止等の提言書を映連に提出

またもしハラスメントが人知れず起きた時、どこに何をどう言えばいいのかが分かるよう窓口等を明確に設置し周知する必要がある」「カウンセリングや相談窓口が、どこにあるか分からない」といった窓口の設置や周知を求める声ほか、「自分が嫌な気持ちになっても我慢する、やり過ごす事に慣れている。ただ、自分はそうして来たから後輩や友人にも『そうしろ』とは絶対に言わない」「関係者の意識の低さに問題がある」「上の立場の人やクライアントがもっと理解してほしい」とのコメントが見られた。

現場の声を伝える…「映画監督有志の会」セクハラ・パワハラ防止等の提言書を映連に提出
フリーランス芸能従事者の労災と安全衛生に関するアンケート 2022(調査主体:日本芸能従事者協会)
更衣室やトイレについても、「女子は途中駅や公園等で着替えている」「とくに女性が着替える場所はなく、考えられてもいない」という声や「更衣室など用意された事はない」との声、「男性と共用のトイレは使うのに躊躇する」「現場に入る前に近隣のトイレの場所をあらかじめ探す」「生理中の辛さをひとりでどうにかしなければならないこと。山の中の撮影は特に大変」などのコメントが上がっている。

日本映画製作者連盟へ「映画監督有志の会」が提言

提言書提出時には、出席した映画監督有志の会のメンバーがそれぞれ発言し、いま行動していく必要性を訴えた。

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