くらし情報『現場の声を伝える…「映画監督有志の会」セクハラ・パワハラ防止等の提言書を映連に提出』

2022年4月22日 18:00

現場の声を伝える…「映画監督有志の会」セクハラ・パワハラ防止等の提言書を映連に提出

何か施作をすれば、一気に“0”にはならなくとも、確実に変化があるのでは」

映連に調査結果の検証、リスペクトトレーニングの実施など提言

3月18日に緊急に公表した声明「私たちは映画監督の立場を利用したあらゆる暴力に反対します。」には、映画業界各所より400通以上の賛同の声が寄せられたといい、「賛同者はプロデューサーから現場スタッフ、俳優まで多岐にわたり、その声のひとつひとつが映画業界の改革を求める切実な声」と提言書では断言。映連および会員各位は、「誰もが気持ちよく働ける映画の労働現場」を目指すために労働環境保全・ハラスメント防止に向けた明確な改善策を打ち出す社会的責務があるとして、以下の4項目について提言した。

1.ハラスメントや暴力に関する声明の発表
責任ある団体として、映画映像の製作、撮影現場におけるあらゆる暴力ハラスメントに対してこれを容認しない、という基本的な態度を表明してください。

2.ハラスメントの実態の調査と検証
現状を把握し、改善するそのために、現場を支えるスタッフや俳優たちの声に耳を傾けてください。
さらに業界全体で既に行われたヒアリングと調査を検証してください。撮影現場のみならず企画開発からキャスティング、興行に至るまで、映画業界におけるあらゆる労働現場において、スタッフならびに俳優の安全が十分に守られていない現状を、最大限の危機感をもって認識するようお願いします。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.