2022年4月22日 18:00
現場の声を伝える…「映画監督有志の会」セクハラ・パワハラ防止等の提言書を映連に提出
3.ハラスメント防止のための具体的な施策の実施
製作現場の安心安全を守り高めるため、リスペクトトレーニングの実施、ハラスメント防止ガイドラインの作成、キャスト保護のためのインティマシーコーディネーターなど新しい取り組みの導入を検討し、業界全体への普及と浸透に尽力してください。4.第三者機関による相談窓口の設置
被害を受けた俳優やスタッフが過大なリスクを負って告発をしないで済むよう、製作過程で起きたあらゆる問題を相談できる窓口としての第三者機関が必要です。その設立に向けて主体的に行動し、全面的に協力してください。
末尾には、「残念ながら今の映画業界は、若者が働いてみたいと夢見る世界でもなければ、私たちが胸を張り就職を勧めることができる場所でもありません。この現実を、私たち映画関係者は直視しなければなりません」と厳しい指摘もあり、「安全な環境で映画を制作し、安心して映画ファンに届けられる映画界を未来に継承してゆく責任があります」として、「当事者として反省しつつ、映画製作者連盟とともに継続して業界の改革に力を尽くします」と締めくくられている。
(text:cinemacafe.net)
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