2022年5月29日 10:20
『ベイビー・ブローカー』ソン・ガンホ、カンヌ男優賞を韓国初受賞!倍賞千恵子×磯村勇斗『PLAN 75』監督も受賞へ
との呼び声も高く、作品の美しい世界観と「ロマンチックとノワールサスペンスの見事な融合!」と監督の手腕を称える声で溢れていたなかでの受賞。
配給会社のCJ ENMによると、すでに192の国・地域での配給が決定しており、受賞を受けてさらに加速する見込み。日本での公開は2023年を予定している。
なお、最高賞パルム・ドールはリューベン・オストルンド監督『TRIANGLE OF SADNESS』、グランプリ(次点)はルーカス・ドン監督『CLOSE』、クレール・ドゥニ監督『STARS AT NOON』が同時受賞、女優賞は『HOLY SPIDER』ザーラ・アミル・エブラヒミが選ばれた(いずれも作品は原題)。
早川千絵監督の快挙!現地でも絶賛『PLAN75』
倍賞千恵子主演映画『PLAN 75』は、是枝監督が初めて総合監修を務めたオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一篇『PLAN75』を新たに構築、キャストを一新した、早川千絵監督のオリジナル脚本による自身初の長編映画。超高齢化社会に対応すべく、75歳以上が自らの生死を選択できる制度<プラン75>が施行され、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描いた衝撃作。