2022年7月21日 14:30
演技初挑戦の天才子役が驚きのアドリブ演技を披露『1640日の家族』本編映像
実話に基づくフランスの感動作『1640日の家族』より、本編映像が解禁された。
本作は、監督の少年時代の体験を基に、“家族”でいられるタイムリミットが迫る里子と里親の温かな絆を描く感動作。
この度、解禁された本編映像は、シモンが悪夢にうなされるシーン。大声でママと叫ぶシモンの元に駆けつける里親のアンナ。夢から醒めたシモンはその内容をうつらうつら話し始める。恐ろしい夢の内容を聞いたアンナは「心配しないで 世界の果てにいても気づく」とシモンにキスし、優しく抱きしめるのであった。
なんとこのシーン、実はシモン役のガブリエル・パヴィがアドリブで演じている。ガブリエルは、パリの公園で遊んでいるところを監督とキャスティングディレクターがスカウトし、本作が演技初挑戦だというから驚きだ。
監督はガブリエルのこのアドリブのシーンについて、「この悪夢のシーンはガブリエルにとって最も長い撮影となりました。撮影は2/3が終了していたので、彼も撮影に慣れていたのが幸いしました」と明かす。
「最初は脚本通りにセリフを言ってもらい、その後、彼に違う悪夢の話を自由にしゃべってもらったのですが、すばらしい完成度でした。