2022年8月5日 18:00
ジョニー・トー&ツイ・ハークら香港の監督7人が35mmフィルムで撮影『七人樂隊』予告編
コロナ禍で2020年カンヌ国際映画祭で、「第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション」に選出されたオムニバス香港映画『七人樂隊』(英題:Septet:The Story of Hong Kong)が、10月7日(金)より日本公開。35mmフィルムで撮影された本作から、予告編が解禁された。
本作は、ジョニー・トー監督のプロデュースで、現在香港で活躍する七人の監督が集まり、1950年代から未来まで、担当する年代を撮影したオムニバス映画。フィルム時代に敬意を表し、全編35mmフィルムで撮影されている。
まず、『燃えよデブゴン』シリーズで一世を風靡したカンフーマスター、サモ・ハン監督が、まだ貧しかった50年代、必死にカンフーの稽古に励んだ幼い自分と仲間を描く自伝的エピソード「稽古」。
「稽古」
アンディ・ラウ主演『桃さんのしあわせ』などで知られ、女性監督として世界で初めてヴェネチア国際映画祭生涯功労賞の金獅子賞を受賞したアン・ホイ監督が、教育に生涯を捧げる校長先生と、彼を慕う同僚の女性教師とかつての教え子たちを描いた「校長先生」。
「校長先生」
ウォン・カーウァイ監督『欲望の翼』『楽園の瑕』の編集で香港電影金像奨の最優秀編集賞を2回受賞したパトリック・タム監督が、移住を控えた恋人たちの別れをスタイリッシュな映像で描く「別れの夜」。