くらし情報『ウォン・カーウァイが惚れ込んだ監督「狙い通りに撮れた」シーン明かす『プアン/友だちと呼ばせて』』

2022年8月14日 16:00

ウォン・カーウァイが惚れ込んだ監督「狙い通りに撮れた」シーン明かす『プアン/友だちと呼ばせて』

あのシーンは特に重みのあるシーンではなかったのですが、こちらもスタッフの努力によりとても魅力的なシーンになりました」という。プーンピリヤ監督も挙げているこのバーのシーンは、ボス役を演じたトー・タナポップも最も撮影で愉しかったシーンとして挙げており、現場の空気の良さを感じさせる。

ウォン・カーウァイが惚れ込んだ監督「狙い通りに撮れた」シーン明かす『プアン/友だちと呼ばせて』

本作は主役のボス役のトー・タナポップとウード役のアイス・ナッタラットのストイックな増量・減量に関しても話題となっている。トーは15kgの増量、アイスは17kgの減量をして役に臨んだ。この役作りに関しても監督は、「実は何キロ痩せて欲しいとか具体的な数字は伝えていません。ただ、脚本には身体的に変化があるとだけ記載があり、実際のガン患者やロイドさん(監督の友人で、病により余命宣告を受けていた)と話してアイスが自分で考えました」と明かす。
ウォン・カーウァイが惚れ込んだ監督「狙い通りに撮れた」シーン明かす『プアン/友だちと呼ばせて』

さらに増量をしたというトーについては「実はトーには増量してほしいとは言っていないんです。大人になった現代のパートと、過去の回想パートと違う雰囲気を見せないといけない。大人っぽさを身体的に見せるにはどうすべきかを考えて増量したそうです。実際の彼は背が高くてとっても痩せてるんです」と、彼らのプロ意識の高さを打ち明けてくれた。

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