2022年9月28日 17:30
フランス最注目の新鋭監督が描く“香り”のタイムリープ・スリラー『ファイブ・デビルズ』11月公開
(RFI)と称賛を浴び、ミシウスの存在が改めて仏映画界において不可欠なものとなった。
主演は『アデル、ブルーは熱い色』で世界を魅了したアデル・エグザルコプロス。能力者の娘をもち、自身もある秘密を抱える母親役を熱演した。
そして、最注目すべきは、カンヌを沸かせたかつてないストーリー展開。怪しげな家族ドラマはSFの世界へ突入し、やがて情熱的な愛の物語へ。
また、<ファイブ・デビルズ>という架空の村を35mmフィルムで捉えた映像が美しく恐ろしく、「ツイン・ピークス」『シャイニング』『アス』に影響を受けたというミシウスの言葉通りにそれらの作品を彷彿とさせる。随所にオマージュシーンも見受けられ、傑作スリラー作品へのリスペクトも見どころとなる。
今回あわせて場面写真も解禁。炎の前で不穏な表情を浮かべるアデル演じるジョアンヌ。個性的なヘアスタイルに眼鏡をかけた娘ヴィッキー。
自宅の前で誰かを嬉しそうに出迎える父ジミーと対照的に、どこか不安げなジョアンヌの2ショット。香りの能力をもつ少女を取り巻く家族を写したどこか怪しげな3枚が披露された。
『ファイブ・デビルズ』は11月18日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。