くらし情報『野木亜紀子・脚本で沖縄の現在描く 松岡茉優&宮本エリアナが“バディ”に!連続ドラマW「フェンス」』

2022年10月24日 08:00

野木亜紀子・脚本で沖縄の現在描く 松岡茉優&宮本エリアナが“バディ”に!連続ドラマW「フェンス」

野木亜紀子「たくさんの闘う女性たちに励まされた」

2020年の夏に初めて本作の企画を打診されたという野木さんは、「とてもじゃないけど背負えない」と一度断ったそう。「翌年に普天間出身の高江洲(義貴)Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、『こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか』と幾度も挫けました」と言う。

「この『複雑で重い荷物』 は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェン スに挑む話です」と語り、「今、多くの人に見てもらいたい」とコメントする。

小松綺絵役:松岡茉優「もれなく私も野木さんの作品のファンです」

「いつかWOWOWさんでの主演を務めさせて頂きたいと願っていました」と語る松岡さんは、「今回の作品もまさに、様々な立場の人がいて、それぞれに見えている景色が違って、描き方の難しい作品です。でもやっぱり、むやみに誰かを傷つけることは絶対に避けたいから誠実に向き合って答えのない答えを見つめたい」

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