ロングランヒット『こちらあみ子』海外映画祭へ!主演・大沢一菜「どんどん成長するのが楽しみ」
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「ロッテルダム国際映画祭は憧れの場所でした」と語る森井監督は「あみ子という存在が、海外の人の目にどう映るのか、どう心に残っていくのか、とても興味があります」と心境を語り、あみ子役を唯一無二の個性で演じた大沢さんも「オランダはゴッホの故郷であったり、ミッフィーの生まれた場所だと知りました」と語りながら「オランダの人に観てもらって、『あみ子』がどんどん成長するのが楽しみです!!」と喜びのコメントを寄せている。
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<ロッテルダム国際映画祭プログラム・チームより「荻上直子や是枝裕和の作品を彷彿」>
あみ子は他の子供たちとはちょっと違う。その風変わりな好奇心と果てしないエネルギーのせいで、学校ではのけ者にされ、家では騒動の元となってしまう。一見のどかな海辺の暮らしも大切な家族の喪失によって崩壊し、彼女の孤独感が強まるほどに、観るものはどんどんその世界に引き込まれてしまうかのようだ。森井勇佑の監督デビュー作は、子どもの想像力に信頼と思いやりを持って物語を紡いでいる。悲しみと喜び、過酷なレッスンと純朴な楽しみのバランスを絶妙に保ちながら子供が成長するかのように。重要なことだが『こちらあみ子』は誰が物語の中心であるかを決して忘れない。