「東京フィルメックス」工藤将亮監督『遠いところ』が観客賞、ペ・ドゥナ出演作も受賞

に授与された。

『ダム』
アリ・チェリからはビデオメッセージが到着、「スペシャルメンションは、私にとってとても重要です。これが東京からのものだから。今週、観客の皆さんと一緒に映画を観れて素晴らしかった。この賞は、スーダンやベイルートにいる家族や友人、そして映画に参加してくれた皆さんへ捧げます」と喜びを語った。

『ダム』アリ・チェリ監督
続く「審査員特別賞」は2作品に。「私たちはどこから来て、どこへ行くのか？ アイデンティティと出自を求めることで、疑問や可能性、新たな展望を切り開き、他にはない魅力的な文化と映画の旅へと導いている」と評された『ソウルに帰る』（監督：ダヴィ・シュー）。

『ソウルに帰る』
そして、「人命やその他の価値がどのように犠牲になっているかが考察されることで、人を搾取するメカニズムに光が当てられている」と評されたペ・ドゥナ出演作『Next Sohee（英題）』（監督：チョン・ジュリ）が賞に輝いた。

『Next Sohee（英題）』
ダヴィ・シューからはビデオメッセージが到着、「この映画祭で上映することは私の夢でしたが、できれば日本で配給会社を見つけて、もっと多くの人に見てもらえればと思う。