2022年11月11日 16:00
クィア・パルム選出『ファイブ・デビルズ』結ばれなかった女性2人のデュエットシーン解禁
“香り”の能力で母の記憶に飛び込むタイムリープ・スリラー『ファイブ・デビルズ』から、「内側から煮え立つような生命力が滲み出る」と監督も絶賛するアデル・エグザルコプロスが演じるジョアンヌとスワラ・エマティ演じるジュリア、結ばれなかった女性2人のデュエットシーンが解禁となった。
カンヌ国際映画祭で、LGBTQ+をテーマにした映画に授与されるクィア・パルム。過去にはセリーヌ・シアマ監督『燃ゆる女の肖像』、トッド・ヘインズ監督『キャロル』、グザヴィエ・ドラン監督『わたしはロランス』などの話題作が受賞しているが、女性同士の激しい愛と連帯を力強く描いた本作も今年のクィア・パルムに選出され、注目を集めている。
この度解禁された本編映像では、ジョアンヌとジュリアの内に秘めた燃えたぎる愛があらわになるカラオケでのワンシーンが切り取られた。
娘のヴィッキーが見守る中、ジュリアの手を引いてステージに上がった母・ジョアンヌ。切ない片思いの気持ちを情熱的に歌ったバラード曲「愛のかげり」を静かに歌い始める。
するとジュリアはマイクを持つジョアンヌの手を握りしめ、2人は見つめ合いながら「一緒にいればすべてうまくいく」