くらし情報『マット・デイモン インタビュー イラクの“リアル”の映像化を可能にしたもの』

マット・デイモン インタビュー イラクの“リアル”の映像化を可能にしたもの

モンティは彼のキャリアをアメリカ軍に捧げたんだ。彼にこの映画に参加する理由を尋ねたとき、彼は一瞬考え込んだ後に『我々は、倫理的権威を取り戻す必要があるからだ』と答えた。それは彼にとって、かなりの犠牲を強いられたことだったと思うよ」。

さらにマットは、ゴンザレス氏から氏が実際に体験したこと、彼が抱いた疑念や現場で感じた“異変”についても話を聞いたという。
「(当初)彼は兵器が見つかるものと完全に思い込んでいたし、最初に証拠を発見した兵士としてCNNのニュースに出たかったと僕に言ったよ。(状況の異変には)最初の捜索場所で気付いていた。そこは磁器工場で、大量破壊兵器の隠蔽場所とされていたところだったんだ」。

また、本作では多くの軍人の役に、俳優ではなく退役軍人を配している。
この点もマットの演技にプラスに働いたようだ。
「技術顧問が30人ついているようなものだったから(笑)、おかげで僕の演技は全く違うものになった。彼らの行動には間違ったところがないから、どういう立ち方をしてどこに行けという説明が必要ないんだ。撮影前に俳優全員をブートキャンプに参加させたとしても、ここまでの信憑性は出せなかったろうね」。

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