2023年2月2日 14:00
人生最期の願いとは…『ザ・ホエール』予告編&ポスター公開
さらに離婚して以来音信不通だった娘エリー(セイディー・シンク)との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。
ブレンダンが演じたのは、体重272キロ、余命わずかな男・チャーリー。彼はこの役に挑むにあたり、自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用。かつて『ハムナプトラ』シリーズなどでスター俳優として人気を博していたころの面影とは一変。“生涯最高の演技”と称されるほどの熱演を見せる。
予告編は、タイトルでもある「ホエール(=くじら)」を想起させるような海辺のシーンや、なぜこのような風貌になってしまったのかを自ら語る姿、自力で歩行もままならない生活が明かされる。
娘のエリーからは、「今頃親ぶるの?」と辛辣な言葉を浴びせられ、拒絶されながらも真正面から向き合おうと試みる。何かをするたびに謝ってばかりいるチャーリーだが、唯一の心を許せる友人のリズとの親愛に満ちたやりとりには、深い悲しみを抱えながらもユーモアと純粋さを失わない彼の魅力が溢れている。
また、ポスターには「僕は信じたかった。」というキャッチコピーが添えられ、青く澄んだ瞳の奥にたたえるもの悲しさと思慮深い眼差しが印象的。