2023年2月9日 17:00
80年代パリで生きる家族の絆とらえる『午前4時にパリの夜は明ける』本ビジュアル&場面写真
また、マチアスを演じるキト・レイヨン=リシュテルの瑞々しく儚い姿を「感動的な存在」と監督が絶賛しており、タルラ役ノエ・アビタは20年のセザール賞有望若手女優賞へのノミネートが記憶に新しい、いま注目の新星だ。
そして、ジュディットをクレルモンフェラン国際短編映画祭にて最優秀女優賞を受賞したメーガン・ノータムが演じ、シャルロット・ゲンズブールやエマニュエル・ベアールらベテラン俳優陣に負けない輝きを放っている。
併せて公開となった本ビジュアルには、「80年代、生まれ変わるパリ――もう一度、私は輝き出す」の文字とともに主人公・エリザベートの晴れやかな表情が映し出される。ミッテラン大統領の当選に沸き立つ80年代のパリとともに彼女の人生も移り変わり、タイトルにもある「夜が明ける」ように新たな一歩を踏み出すことを予感させる。
同じく映し出されるのは家族の姿。真剣なまなざしの息子・マチアス、微笑み合う娘・ジュディットとエリザベート、そして家族がともに時を過ごす家出少女・タルラ。コピーにあるように、タルラと出会い、「家族」の絆を強くしたものは何だったのか。それぞれの眼差しのなかに、彼らが過ごした7年間を思わせる。