ジェイク・ギレンホール インタビュー ペルシャの王子様役の意外な秘訣は?
最終的には観客に満足してもらうことに尽きるしね。僕たちが今回大々的な娯楽映画を作った理由もそこにあるんだ」。
さらに、ヒーローを演じることの魅力についてはこんなことを…。
「悪者と戦って、ヒロインにキスして、たいていは最後に勝つよね。それが魅力さ(笑)。僕にとって、この役を演じることの魅力は、8歳の子供みたいな自分の一面を満たすことだった。そういう役はまだ演じたことがなかったからね。『マイ・ブラザー』や『ジャーヘッド』、『ブロークバック・マウンテン』は、8歳にはふさわしくない作品だから(笑)。
この作品は自分のそういう一面を追求するいいチャンスだったんだ。僕は、自分のことを真剣に受け止めるのにうんざりしていたからね」。
本作のプロデューサーを務めたのは、ハリウッドきっての“剛腕”ジェリー・ブラッカイマー。ジェイクは、自身が演じたダスタン王子の役作りについての、ブラッカイマーとのこんなやり取りを明かしてくれた。
「彼に『この役に関して、僕が考えていることがある』と言ったら、『いいよ、どんなことだ?』って。そこで『ロングヘアにすべきだと思います』って答えたんだ。すると彼は『全く構わないよ。