オスカー・アイザック、血塗られたダイヤのキングの前で佇む『カード・カウンター』日本版ポスター
オスカー・アイザック主演、ポール・シュレイダー監督作『カード・カウンター』より日本版ポスタービジュアルが解禁された。
本作は、『タクシードライバー』(76)を生んだマーティン・スコセッシ(製作総指揮)とポール・シュレイダー(監督・脚本)が再びタッグを組んで“復讐と贖罪”を描く注目作。
この度解禁された日本版ポスタービジュアルは、劇中に登場するブラック・ジャックやポーカーにちなみ、トランプをモチーフにしたイメージが印象的なデザイン。血塗られたダイヤのキングの札の前に立つのは、ミステリアスな影を持つ主人公のギャンブラー=ウィリアム・テルを演じたオスカー・アイザック。その憂いを帯びたたたずまいと眼差しは、世界に衝撃を与えた『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロが演じたアンチヒーロー=トラヴィス・ビックルの姿にも重なって見える。
75歳(※制作時)にして、自身の作品の中心的なテーマに立ち返ったシュレイダー監督。トラヴィス・ビックルの意志を継ぐ新たなアンチヒーローが、45年という時を経て、どんな新しい驚きを観客に与えてくれるのか…。期待の高まるビジュアルに仕上がった。
本作はまた、高い評価を得て興行的にも成功したシュレイダー監督の前作『魂のゆくえ』(18)