アウトローな主人公が自分の居場所を見つける『Rodeo ロデオ』特報&日本版ポスター解禁
第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門で、審査員たちの絶大な支持を受け、 “審査員の心を射抜いた”という意味のクー・ド・クール・デュ・ジュリー賞を受賞した『Rodeo ロデオ』。特報と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。
主演には、自身バイカー・インストグラマーとして活動していた演技経験のないジュリー・ルドリューをローラ・ギヴォロン監督自ら大抜擢。その存在感は圧巻で、セリビアヨーロッパ映画祭、およびトリノ映画祭で女優賞を受賞している。
また脇を固めるバイカーたちも、ほぼ全員がクロスビトゥームと称するアクロバティックな技を駆使する、本物のバイカーが演じている。
この度解禁された特報では、男たちの秘密結社に単身乗り込んだ主人公が、彼らの反発をかいながらも自分の地位を確立していく様子を、ポストレゲトンのビートに乗せてテンションを昂めていくクールな演出で見せている。
映画本編の熱量を観客に“伝染”させるというコンセプトのもとに、編集された映像となった。
一方、日本版ポスターは、コバルトブルーとバイクのシルエットのコントラストが印象的だったフランスデザインのティザーポスターから一転、ビビットなイエローをベースに、バイクに跨るためだけにこの世に生を受けてきた主人公の歓喜の表情と躍動感を表現したものとなっている。