ミュージックビデオの雄・園田俊郎 ゴスペラーズ5曲に苦戦?
(Photo:cinemacafe.net)
開催中のショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」で、昨年のミュージックショート部門の覇者、最優秀賞を受賞した園田俊郎監督が今年の同部門出品作「ラヴ・ノーツ 十二の果実。」の上映に合わせ、舞台挨拶に立った。
GLAY、CHEMISTRYら人気ミュージシャンのミュージックビデオなどを担当する映像作家で、今年はゴスペラーズの「ラヴ・ノーツ」など5曲をモチーフに、戦争で引き裂かれた小説家志望の男性教師と音楽を愛する女性教師の切ない恋を描くオリジナルストーリーを約35分の中編で描いた。
本作について「昨年のGLAYの作品は1曲で作りましたが、今回はいろんな曲を使ったのでそれぞれ切り離して繋いでいくのが大変でしたね。ちょっと強引な展開のところもあったと思います。『ラブ・ノーツ』が本当に好きなので、できればこれ1曲でやりたかった」と生みの苦労を苦笑いで吐露した。
次回作は、2人組音楽ユニット、キマグレンの新曲「リメンバー」をモチーフに製作した映画『リメンバーホテル』で、「7月3日(土)から1週間かな?ユナイテッドシネマ(豊洲)