2023年5月18日 17:30
「チェスの本」が支えた監禁生活の一幕捉える『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』予告編&ポスター
世界的ベストセラーを映画化した『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』より、予告編とポスタービジュアル、場面写真が解禁された。
シュテファン・ツヴァイクの傑作小説「チェスの話」を原案とした本作。ヒトラーの命令で監禁された公証人が1冊のチェス本を武器に、ナチスとの心理戦に挑む驚愕のサスペンスだ。
この度解禁となった予告編は、冒頭、公証人であるヨーゼフ(オリヴァー・マスッチ)が、妻のアナ(ビルギット・ミニヒマイアー)とダンスをしながら優雅な夜を過ごしている姿から始まる。ところが状況は一転し、彼は秘密国家警察<ゲシュタポ>に突然拉致されてしまう。
ゲシュタポのフランツ=ヨーゼフ・ベーム(アルブレヒト・シュッヘ)から、「あなたが管理してる貴族の資産を渡しなさい」と迫られ、「なんの話だかわからない」としらを切ると、そのまま“特別処理室”へと監禁されてしまうのだった。
その後、家具以外何もない一室で精神的な拷問をうけ衰退、錯乱していくがヨーゼフ。だが一冊のチェスの本を手に入れてから、彼はチェスの世界へとのめり込んでいく…。
場面は切り替わり、船上で繰り広げられるチェスの大会にヨーゼフの姿があった。