福原遥“女子高生”、タイムスリップに困惑…『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』特報映像
心理的にハードな描写に、追い詰められるかと心配していたのですが、鶴屋食堂に入った時の安心感であったり、野球のシーンは心から笑ったり、思いのほか嬉しかったり楽しかったりする部分を多く感じ、意外な気持ちでした。
でも、そこはその時代の方々にとっても真実なのだと思います。
映画を観て誰かと話したくなったり、滅多に会えない人や遠くにいる人の声を聴きたくなったり、触れられる距離で今しかできないコミュニケーションを取りたくなる、そんな映画だと思います。
・小野塚勇人
クランクインから1か月、本当にあっという間の撮影でした。
前半から重たいシーンが続いたのですが、特攻隊員5人組の絆というか、日は浅いですが気持ちは繋がっている感覚があり、非常に濃密な時間でした。僕が演じた加藤は、百合とは正反対のこの時代の常識のような人です。その信念の軸がぶれないよう、自分なりに責任を感じながら演じさせていただきました。
この作品は百合と彰の恋物語をはじめ、「戦争もの」を超えたメッセージが込められています。
こういう時代だからこそ皆さんにご覧いただき、強く生きようとか、もっと周りの人たちを大切にしようとか、そんな当たり前のことが幸せだと気づける作品だと思いますので、是非映画館でご覧ください。