吉高由里子が紫式部/まひろを演じ、大石静が物語を紡ぐ、来年放送予定大河ドラマ「光る君へ」の第5次出演者が発表された。
本作は、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く大河ドラマ第63作目「光る君へ」。今回発表されたのは、塩野瑛久、毎熊克哉、凰稀かなめ、矢部太郎、本多力、信川清順、上地雄輔、財前直見といった8名。
紫式部の源氏物語に強い興味を抱く66代天皇・一条天皇を演じる塩野さんは、「大河ドラマという様々な年代の方に愛される作品に携わることができ、やっと俳優として祖父や祖母に顔向けできる。そう思っております」と出演への思いを語り、「平安時代の衣装を着るのは初めてです。遊びや教養こそが評価の対象となった時代。色々な文化に触れることが出来そうでとても楽しみです」と撮影に期待を寄せた。

まひろと道長が影響を受ける、町辻で風刺劇を披露する散楽の一員、直秀役を務める毎熊さんは、「どうする家康」に続き、大河ドラマ2回目の出演。「今回は顔合わせにも参加させていただいて、大河ドラマ独特の緊張感に触れることができました」と話し、「直秀はロケでの撮影が多いので、なかなかセットに行くことがありません。