2023年8月14日 18:30
『バービー』CG一切なし、バービー&ケンの可愛すぎる移動シーンメイキング映像
と語るように、1つ1つのシーンがそれぞれ美しい絵画のように映し出されている。
さらにこれらのシーンではCGを使わず、演劇の舞台表現を参考に、セットと舞台装置を用いて撮影を実施した。たとえば水の上をボートで進むシーンでは、布にセロハンを貼って水のきらめきを表現したり、背景の絵はスタッフが実際にロープを引っ張って動かしたりと、マーゴットも撮影の裏側を説明しながら思わず笑ってしまうほど、その作業はどこまでもアナログ。
ケン役として本シーンにも登場したライアンは、「昔の無声映画の表現方法を使っていた。カレル・ゼマン監督作品のようだ」と、アニメ・特撮の巨匠の名前を出しながら興奮気味に撮影をふり返っている。
ほかにもメイキング映像には、こだわりのセットの中で楽しそうに撮影に臨むマーゴットやライアンの姿や、人間世界でのバービーの持ち主サーシャ役のアリアナ・グリーンブラット、バービーを生み出したマテル社のCEO役のウィル・フェレル、本作の美術を担当したサラ・グリーンウッド(『アンナ・カレーニナ』『美女と野獣』など)のコメントも登場。
映像の中でグレタ監督が「映画『バービー』の舞台は大胆かつ繊細に、ぶっ飛んだ世界にしたかった。