2023年9月8日 19:30
『アステロイド・シティ』物語のカギを握る、3人のモノクロスチール
たちが登場するのだ。
ポスターにいたモノクロの3名の正体は、舞台「アステロイド・シティ」の制作過程を取り上げるTV番組に出演する人物だ。まずは、エドワード・ノートン演じる、舞台「アステロイド・シティ」の作者で、劇作家のコンラッド・アープ。このキャラクターについて、ウェス監督は「ウィリアム・インジやアーサー・ミラーなど、この時代の何名かの脚本家たちを融合させているんだ」と語っている。
2人目は、エイドリアン・ブロディ演じる、舞台「アステロイド・シティ」の演出家、シューベルト・グリーン。エイドリアンは、「とても楽しい役だった」「50年代は大きな転換期で、マーロン・ブランドやジェームズ・ディーンのような役者や、エリア・カザンのような監督が出現するなど、演技や演出の手法が大きく変わった時代でもありました。そういう時代へのオマージュができたのは良かったと思う。ウェスもそういうところを大事にしているに違いない」と話す。
そして、ブライアン・クランストン演じるTV番組の司会者。TV番組では、司会者がガイドとして制作過程について説明していく。ブライアンは、「いろいろな固有名詞が出てくるので覚えるのが大変だった」