2023年9月8日 20:00
【ネタバレあり】「スター・ウォーズ:アソーカ」4話 “マスター”との再会「こんなに早く会えるとは…」
は、ヘラ・シンドゥーラ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に助けを求めて通信で呼びかけるが、このときの「フルクライム」とはアソーカが「スター・ウォーズ 反乱者たち」で使っていた、いわゆるコードネームだ。ヘラが救助に来る際には「マンダロリアン」シリーズに登場してきたパイロット、カーソン・テヴァ(ポール・サンヒョン・リー)も同行した。
船の修理を待ちながらアソーカは、エズラに辿りつけるかもしれなくても“地図”は破壊しなければならないとサビーヌに告げる。帝国の後継者を帰還させるわけにはいかない。「私たちはときに私情を捨てて、正しいことをしなければならない」というアソーカ。
昔の彼女やアナキンが聞いたら、“らしくない”と驚くような言葉だ。「自分はジェダイではない」と繰り返してきたアソーカだが、そうした私情ではなく大義を選ぶことはまさにジェダイの教え。思えばアナキンも私情に囚われたゆえの闇堕ちであり、ときにルークも正しいことよりも感情を優先させて行動してきた。
それに、第1話でも「地図を持ち出すな」とアソーカに止められていたにもかかわらず、言うことを聞かなかったサビーヌである。地図の破壊について話したこのときから、サビーヌが地図を手にしたら逡巡してしまうことは予見していたかもしれない。