キャプテン・マーベル&モニカ&ミズ・マーベル『マーベルズ』結成の軌跡を収めた特別映像
というキャプテン・マーベルの独白から始まる。
過去の記憶を失い自分が誰なのかも分からないまま惑星・ハラでエリート特殊部隊に所属する日々を過ごしていたキャプテン・マーベルが、任務の失敗がきっかけとなり、1995年のアメリカのレンタルビデオショップ「ブロックバスタービデオ」に落下するシーンが続く。当時アメリカ各地に実際に数多く存在した「ブロックバスタービデオ」の再現度の高さは印象的で、公開当時も一部のファンの中で大きな話題となったシーンの1つだ。
そして「キャロルおばさん」と彼女を慕う幼少期のモニカ・ランボー、モニカの母で、失ったキャロルの記憶を知る親友マリア・ランボーが「あなたは誰よりも強い」と訴えかけるシーンや、強大なエネルギーにさらされたことで規格外のパワーを覚醒させた瞬間など前作『キャプテン・マーベル』の胸が熱くなるシーンが凝縮。キャプテン・マーベルのパートの最後は、幼少期のモニカに「すぐに戻ってくるよ」と言い残し、ハイタッチをする別れのシーンだ。
そして続いては、大人になったモニカ・ランボーが映し出される。成長したモニカは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で描かれたサノスの“指パッチン”の犠牲となり、5年間姿が消えてしまっていた間に最愛の母・マリアをがんで亡くしてしまっていた。