2024年2月27日 08:00
どんなホラー映画よりも恐ろしい…『関心領域』収容所の隣で“幸せに暮らす家族”映す予告編
本年度・第96回アカデミー賞で5部門にノミネートされた、アウシュビッツ収容所の隣で“幸せに暮らす”家族を描く『関心領域』が5月24日(金)より公開。この度、ポスターと予告編が解禁された。
イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原案に、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(13)のジョナサン・グレイザー監督が10年もの歳月をかけて映画化。
本作は、昨年度のアカデミー賞で作品賞ほか最多7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』など多くの話題作を手掛け、近年の賞レースを席巻している映画スタジオ・A24が製作、第76回カンヌ国際映画祭ではグランプリを獲得。先日の第77回英国アカデミー賞では英国作品賞、外国語映画賞、音響賞を受賞、第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞、音響賞の計5部門でノミネートを果たしている。
解禁となった予告編では、“この映画を観たことは一生忘れないだろう” “どんなホラー映画よりも恐ろしい” “今世紀最も重要な映画” “目をそらしてはいけない”と海外映画評が警告のように並ぶ。
映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常で、幸せに暮らす家族たち。