くらし情報『短編小説と短編映画を語る…別所哲也&作家・大前粟生&Aマッソ・加納愛子が対談』

2024年3月10日 11:00

短編小説と短編映画を語る…別所哲也&作家・大前粟生&Aマッソ・加納愛子が対談

目次

・魂を救う小説
・映画になって初めて「こういう人だったんだな」とわかる
Photo by cinemacafe.net


国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」と連動したオンライン映画館、ブリリアショートショートシアターオンライン(BSSTO)が2月で6周年を迎え、また、SSFF & ASIAで展開中の短編小説公募プロジェクト「BOOK SHORTS」が10周年を迎えることから「短編映画と短編小説」をテーマにコラボレーションしたアニバーサリーパーティーが行われた。

この日、MCをSSFF & ASIAおよびBSSTO代表の別所哲也がつとめ、第2回ブックショートアワードの大賞受賞者で、2023年には『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が長編映画化され大きな話題となった小説家・大前粟生と、短編小説やエッセーも書くお笑いコンビ「Aマッソ」の加納愛子をゲストに迎え、作家活動についてや原作の映像化など、多岐にわたるトークが繰り広げられるとともに、小説が原作となったショートフィルムの上映も行われた。


短編小説と短編映画を語る…別所哲也&作家・大前粟生&Aマッソ・加納愛子が対談

まず小説を書き始めたきっかけについて、大前さんは「漫画はたくさん読んでましたが、小説を読むようになったのは大学からです。書き始めたのもたまたまで、就職活動のストレスで頭がいっぱいになって『会社員は絶対無理!』と思ったとき、とりあえず何か作ろうと考えたんですけど、小説なら紙とペンさえあれば1人でタダでできると思って書き始めてみました」

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