くらし情報『なぜいま『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』を一挙上映? スクリーンで観るべき映画とは』

2024年3月22日 14:30

なぜいま『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』を一挙上映? スクリーンで観るべき映画とは

レオーネの映画ほど考え抜かれた構図やフレーミングの映画って滅多にないんですよ。60年代だと市川崑監督の『雪之丞変化』のスコープ撮影も素晴らしかったですけどね。ベルトルッチの『ラストエンペラー』もそうですけど、“空間”をカッコよく表現する映画監督っているんですよ。レオーネはその筆頭だと思います。

なぜいま『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』を一挙上映? スクリーンで観るべき映画とは
『夕陽のガンマン』(C) 1965 P.E.A. Films, Inc. All Rights Reserved
――その後、コロナ禍が世界を覆い、さらには円安も相まって海外作品の買い付け自体が非常に難しい状況になる。そんな中、岡村さんはレオーネ監督×イーストウッド主演の『夕陽のガンマン』を何とかできないかと考えていたが…。

『夕陽のガンマン』は「午前十時の映画祭」でもやっていなかったので、権利だけでも押さえておけないかと考えました。ところが円安がさらに進んで「これはもう高くてちょっと手が出せないな」と思っていたんです。
そうしたら、ムービーアイの元同僚で『ワンス~イン・ザ・ウェスト』も配給してくれたアーク・フィルムズの上野廣幸さんが、「どうせなら『夕陽のガンマン』だけでなく、3部作全部やろう」

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