くらし情報『なぜいま『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』を一挙上映? スクリーンで観るべき映画とは』

2024年3月22日 14:30

なぜいま『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』を一挙上映? スクリーンで観るべき映画とは

この作品も日本で最初に公開された1969年当時は『ウエスタン』というタイトルで短縮版での上映だったんです。2時間45分の完全版をどうにかしてやりたいと思って、あちこちに声をかけて実現することができました。初日の丸の内ピカデリーはかなりの盛況で、上映後に拍手が起こりました。

なぜいま『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』を一挙上映? スクリーンで観るべき映画とは
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』(C) 1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
――岡村さん自身、その機会に同作のリマスター版をスクリーンで観たが、劇場のスクリーンで観るからこそのさまざまな発見があったという。

家のテレビやスマホで見ても面白い映画はたくさんあります。例えば『ローマの休日』は名作ですし、もちろん映画館で観るのが一番だと思いますけど、じゃあTVのサイズで見たらその魅力が大きく損なわれるかというと、実はそうでもないと思います。なぜならあの映画の魅力の中心はオードリーとグレゴリー・ペックで、撮影ではないから。

でもレオーネの映画はスクリーンで見ないとダメなんです。
なぜかというと、画面のレイアウトがスコープサイズ仕様になっているから。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.