7歳の少女が体験する、“初めての別れ”…『夏の終わりに願うこと』本予告
と演技未経験ながらソル役に大抜擢したという。同じく演技の経験がない子役たちとの息もぴったりで、「宝石のように私の近くで輝いていた」と、撮影現場をふり返っている。
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療養中の父・トナを演じるのは、脚本家・作家としても活躍するマテオ・ガルシア・エリソンド。脚本を手掛けた『ノー・エスケープ 自由への国境』(15・ホナス・キュアロン監督)がトロント国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞、作家としてのデビュー作「Una Cita con la Lady」がバルセロナ市文学賞スペイン語部門を受賞するなど、文学的才能にあふれる彼は、世界的ベストセラー小説「百年の孤独」でノーベル文学賞を受賞したガブリエル・ガルシア・マルケスを祖父に持っている。
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プロ・ノンプロの俳優たちによるアンサンブルによって生まれた本作は、世界70か国以上の映画祭に出品され、第73回ベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞をはじめとした全31受賞を記録。先日発表されたメキシコ国内のアカデミー賞であるアリエル賞では、本作が作品賞をはじめとする15部門にてノミネートされた(受賞の発表は9月7日)。さらなる注目が集まりそうだ。
『夏の終わりに願うこと』は8月9日(金)