『Ryuichi Sakamoto | Opus』監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』公開
舞台は決して遠くはないXX年後の未来であり、我々の生活と地続きであるリアリティのある世界がユーモラスかつシニカルに描かれている。
ユウタ(栗原颯人)
主人公のユウタとコウを演じるのは、共にオーディションで抜擢され、本作でスクリーンデビューとなった栗原颯人と日高由起刀。栗原さんは、明るい性格で友達とずっと楽しいことだけをしていたいユウタを茶目っ気たっぷりに、日高さんは自らの進路や社会について考えるようになるコウの心の機微を繊細に演じている。
コウ(日高由起刀)
そして、2人と仲の良い同級生役に、『ロストサマー』の林裕太、フォトグラファーのシナ・ペン、演技初挑戦のARAZIが参加。人一倍正義感が強く、コウと関わるようになる同級生フミ役で祷キララ、ユウタとコウたちの担任・岡田役で中島歩、校長秘書・平役で矢作マサル、ユウタの母役で渡辺真起子、コウの母役でレゲエ・シンガーのPUSHIM、長井校長役で佐野史郎が出演。
岡田(中島歩)
笑顔のユウタとどこか怪訝そうなコウ、2人の表情の違いが印象的な場面写真も到着した。
監督コメント
友情とは曖昧なもので、恋人や家族のような規範がありません。人によっては、いつもの風景に溶け込んで、たまたま同じような音楽を好み、お酒を介して理解し合える相手もいれば、真剣な話だけをする相手もいます。