レディー・ガガ、『ジョーカー2』謎の女性リーの“ピエロメイク”に込めた思い「本当に強烈でした」
「私が自分の音楽のキャリアで作り上げたものは、多くの点で完全な反抗だったんです。それは私の人生における偉大な反抗のようなものでした(笑)」とレディー・ガガ。「リーは本当に複雑なキャラクター」としながらも、人々が好き勝手に「あなたが何者であるか」を語ろうとするなら「最も自由な感情は、それに反抗すること」と断言する。
「だから、彼女の反抗と同じように、それは私個人と関係していると言えます。でも、また私はステファニー(本名)でもあり、ガガでもあります。私はその両方なんです。そのどちらも偽りではありません。それは皮を被っているようなものなんです。
あるいは変身するんです。人々はそういったことをいつもしていると思います。ただ、そのやり方が違うだけで」。
こうした“変身”に大きな影響を与えるのが、レディー・ガガ自身もステージ上で体現してきたメイクアップだ。劇中にはリーがアーサーにピエロメイクを施すシーンや、自らピエロメイクを試すリーの姿が印象的に登場する。
ピエロのメイクについて「強烈でした。本当に強烈でした」とレディー・ガガ。「いつもステージでメイクの実験をしている私でさえ。
私はリーにたくさんの意味を込めていたので、そのメイクが何を意味するのか分かっていました」