「想像の中で体験してほしい」『シビル・ウォー アメリカ最後の日』監督&キャスト陣が語る特別映像
命懸けで伝えようとするんだ」と語るように、本作は<ジャーナリズム>の使命を強烈に突き付ける。
いくつもの死線を越えてきた報道カメラマン、リー・スミスを演じたキルステン・ダンストが、「何が待ち受けてるか分からない。彼女は戦争写真家だから、覚悟の上で現場に向かう」と話すように、緊迫した状況の中をジャーナリストたちが自らの危険を顧みずに進んでいく姿が描かれ、観客はリーたちジャーナリストの視点でアメリカの内戦を“最前線”で目撃していく。
「緊迫しているがロードトリップ映画でもある」とアレックス・ガーランド監督がいうように、戦場化した土地を通り抜け、ワシントンに向かう彼らの人間模様や心の動きが繊細に描かれ、そのダイナミックさと繊細さの見事なバランスが本作を「唯一無二」のものにしている。
キルステン・ダンストは「初めて観た時は震え上がったけど、同時に心動かされた」と語り、ケイリー・スピーニーは「監督の撮影方法がすごく賢くて画期的だった。カメラが見えないから、よりリアルに感じて没入することができた。すごい内容だし、すごい経験だった」と大絶賛。
アレックス・ガーランド監督は没入感たっぷりの本作を、「ただ目撃するのではなく、想像の中で体験してほしい」