イザベル・ファーマン「本当にリアルで大切な瞬間があった」『ノーヴィス』闘志むき出しの本編映像
脚本を読んで、恋をするように、このスポーツに魅了されたんです」と語る。
また役作りのために、撮影前の6週間に行っていたトレーニングについて、「監督のローレンと初めて会ったときから、この映画のためにトレーニングを始めました。朝4時半に起きて、マリーナまで車を運転し、3時間漕いで、30分休憩のなかで15分昼寝をして、食べ物をほおばって、それからあと3時間は水上にいることになります」と過酷な日々を思い返し、ローレン・ハダウェイ監督からは「1週間でできるようになるスポーツじゃない、多くの献身と努力が必要だ」と言われたといい、トレーニングに打ち込んだ日々を回想する。
そして、「映画が描いているアレックスと同じように私も変化していきました。アレックスがこのスポーツを愛するようになり、このスポーツに恋するようになるのがわかりました。それに、私も彼女と同じように、マメができたり、手から血が出たり、それでマメがつぶれたり…。毎日毎日、漕ぎ続けるうちに、肉体的な疲労が限界に達していくのを感じました」と話す。
「そのおかげで、自分のキャラクターに入り込むことができました。それは私にとっては役作りの入り口のようなもので、私はアレックスと同じような意欲と野心と執着を持って、彼女と同じ道を辿った感じでした」