アルノー・デプレシャン監督最新作『映画を愛する君へ』1月公開決定
で知られるフランソワーズ・ルブランが、14歳のポール役を『落下の解剖学』の息子役で注目を浴びたミロ・マシャド・グラネールが演じている。
また、映画史に功績を残した50本以上の名作が登場し、リュミエール兄弟の映画の発明から、アベル・ガンスの『ナポレオン』、フランク・キャプラの『或る夜の出来事』、アルフレッド・ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』、黒澤明の『乱』、ジェームズ・キャメロンの『ターミネーター2』など、様々なジャンルの映画がスクリーンを駆け巡る。
さらに、ドラマとドキュメンタリーを融合したハイブリッドな構成で綴られる本作。フィクションのシーンには、一般の観客が映画体験エピソードを語るインタビューシーンが挟まれる。アルノー・デプレシャン監督は、「本作の主題は“私たち”映画の観客」と語り、観客の視点で映画愛が描かれる。日本の映画館も登場し、映画が私たちの人生にどれほどの影響をもたらすのかを問いかける。まさに、アルノー・デプレシャン監督が映画と映画館へ贈るラブレターと言えるだろう。
解禁された日本版ティザーポスターは、祖母に連れられて初めて映画館に訪れたポール(6歳)の姿がノスタルジックに捉えられている。