デンゼル・ワシントン、『グラディエーターII』オファーは監督からの直電 物語のキーマン演じる
リドリー・スコット監督作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が公開中だ。この度、出演するデンゼル・ワシントンのコメントが到着した。
2000年に公開された『グラディエーター』の続編となる本作は、名作の“その後”を描くとして公開前から期待の声が上がっていた。
中でも謎の多いキャラクターとして話題を集めるのが、デンゼル・ワシントン演じる奴隷商人マクリヌス。復讐を胸に誓う主人公ルシアス(ポール・メスカル)の才能をいち早く見抜き、剣闘士<グラディエーター>の世界へと誘う重要な人物だ。
『イコライザー』シリーズや、リドリー・スコットの実の弟トニー・スコット監督『マイ・ボディガード』(2004)などでアクションも多くこなしてきたデンゼル・ワシントン。本作では改めて俳優としての本領発揮とばかりに、ルシアスの力を利用し、帝国での地位を狙う狡猾で頭の切れる男を持ち前の演技力とカリスマ性で重厚感たっぷりに演じている。
アメリカの大学を卒業後、サンフランシスコの劇団で演技を学びニューヨークで舞台俳優としてキャリアをスタートさせたデンゼル・ワシントンは『遠い夜明け』(1987)でアカデミー賞助演男優賞に初めてノミネート。