ギャレット・ヘドランド インタビュー “トロン・スーツ”を着ての撮影で成長?
「どんな映画にも新しい冒険、旅路がある」
では、作品を通じて今回、学んだこと、得たものは?
「どんな映画でも新しい冒険なり、新しい旅路と言えるものがあると思うんですが、今回も新たな自己発見の旅に出た、という気持ちです。個人的には今回の映画の中で色々なことが初めての経験でした。例えばそのひとつがスーツ(※サムが劇中で着る“トロン・スーツ”)です。今回のスーツは、実は専用のチームがいるくらいメンテナンスの部分に心を配っているんです。3〜4人ほどのチームが常に私の側にやってきて、そこで色々なところを直していってくれました。通常、例えばTシャツとジーンズで演技をするのであれば、自分自身が本当にやりたいと思っていることに全神経を集中できるわけですけど、今回、やはりどうしてもスーツに気を取られるということころがあって、そこはこれまでとは少し違ったと思います。その意味で、今回の映画に出ることによって、自分で忍耐強く、どのように演技を作り上げていくかという部分が新たな経験としてありました。それがメンタルの強さということにも繋がったと思います。
スーツにかなりガッチリ固められているので、本当にうまく自分で集中しなくてはいけないときに、集中しづらいという状況があったんです。