『ライオン・キング:ムファサ』“キロス”渡辺謙、難波八阪神社で大ヒット祈願イベント「ディズニー史上最も切ない」
ディズニー史上最も切ない話というのがこの作品の肝かもしれないですね」と本作のポイントを話し、「いろんな種類の動物が出てきますが、そんな多様性が人間の社会と似通っているような気がします。受け取り方によっては世代や男女でも違う感想が出てくるかもしれないので、みんなで感想を言い合ったりしても楽しいかもしれません」と楽しみ方を語った。
キロスは、ムファサとタカを追い詰める冷酷な敵ライオンだが、「“キロス“は、ただ悪いことを考えているキャラクターではなく、社会から疎外されているキャラクターなんです。血のつながりからくる憎しみだけでなく、自分たちの存在意義すら壊されてしまう、そんな苦しみや悩みを背負いながら、守るべきものを守ろうとしている、そんなキャラクターです」と明かし、かなり苦労したという劇中歌「Bye Bye」について「字幕版の声優を演じるマッツ・ミケルセンの想いも汲み取り、アフリカっぽいノリの良い曲だけど、憎しみを込めるような歌なので、軽いノリというよりは念を込めてネチっと歌いました」とコメントした。
『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)