ロンドン発、クールなムスリム女性パンクバンド再び「絶叫パンクス レディパーツ!S2」日本初配信&初放送
そのシンボルとなるのがそれぞれのメンバーが着用するヒジャブ(ヘッドスカーフ)だ。
南アジア系の主人公アミーナ(アンジャナ・ワサン)はパステルカラーのヒジャブ、ナイジェリア系のビズマ(フェイス・オモーレ)は西アフリカの影響を受けたターバン、中東系のアイーシャ(ジュリエット・モタメド)はアラビア半島の民族衣装であるアバヤ(コート)とドレープ状のヘッドスカーフにくっきりアイメイク、マネージャーのモンタズ(ルーシー・ショートハウス)は目以外の顔と髪をすっぽりと覆うニカブ(ベール)を着用。
対照的に、パンク精神で自由奔放に生きるリーダーのサイラ(サラ・カミーラ・インピー)はヘッドスカーフをつけず、Tシャツと破れたジーンズ姿だ。
ムスリムの性的アイデンティティに関するテーマにも、前作以上に果敢に取り組んでおり、なかでも、アイーシャがクィアのムスリムとして、また後に続く世代への“手本”としての責任感から自分の在り方に悩み、音楽プロデューサー、ダーティ・マハムードとの会話のなかで答えを見出していくシーンが印象的となっている。
■レディパーツが演奏する音楽が超クール!ノーベル平和賞受賞マララ・ユスフザイもゲスト出演
レディパーツがドラマのなかで演奏するオリジナル楽曲は、ニダ・マンズール監督が兄弟のシェズ・マンズールと共同制作。