『エマニュエル』『山逢いのホテルで』ほか、この冬堪能したい女性の目覚めを描いた映画3選
現実のしがらみを抱えながらも再び女性としての目覚めを味わった主人公クローディーヌの選択とは? スイスの大自然の中で描かれる目覚めは大人の円熟味があってこそ。絵画のような映像美にも注目の1作。
『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』2025年1月3日(金)より順次公開
力強くて愛おしい、中年から始まるポップな青春
ジョージアの新進女性作家タムタ・メラシュビリの大ヒット小説を原作に、新しい人生を踏みだそうとする女性の葛藤を描いた異色の青春ドラマ。
30代の新星監督エレネ・ナヴェリアニが、いままで結婚したいと思ったことが一度もない女性の「性」をカラフルな画面と絶妙なオフビート感でポップに、そして大胆に描きだす。
主人公エテロを演じたのは、ジョージアで舞台を中心に活躍してきたエカ・チャブレイシュビリ。“おひとりさま”を謳歌する女性がひょんなことから突発的に男性と肉体関係を持ってしまったら――?現代女性の心に染み入りそうな力強くも愛おしい作品。
『エマニュエル』2025年1月10日(金)より公開
刺激的で大胆、かつてない“快感”に溺れる――
1974年にジュスト・ジャカン監督×シルヴィア・クリステル主演で映画化され、全世界を熱狂で包んだエマニエル・アルサンによる官能文学の傑作「エマニエル夫人」。