クリスティーナ・アギレラ インタビュー「節目での決断と挑戦でいまの私があるの」
そういう節目での挑戦があったからいまの自分があると言えるわね」。
カオスに満ちた幼少期その頃の感情が彼女の活動の全ての源に…
劇中、圧巻のステージシーンはもちろんだが、アリという、ひとりの女の子のドラマの部分でも、やはり彼女の感情表現のひとつひとつから、思わず目が離せなくなるような強い“何か”が伝わってくる。彼女はその秘密をこう説明する。
「私自身、かなりカオスに満ちた幼少時代を送っていて、その経験が私のバネになっているというのは確かね。常に野心的で、何かを達成したいという思いを持ち続けていて、誰よりも自分自身に対して厳しいという面もあるわ。プロになってからもその気持ちは変わらないし、常にハングリー精神を持って全力投球してきたの。今回の現場に関しては私は全くの新人だったけど、これまでの自分の経験や自分の中にある感情を発掘して掴むというのがアリというキャラクターを作りあげていく上での作業だったわ。自分の内にあるエモーションを使い切ってアリを演じたの」。
最後に、自分で演じてみて最も心に残っているシーンを尋ねてみた。
「ひとつを選ぶなら…テス(シェール)が私にメイクをしてくれるシーンね。