オーバークロック・メモリの効果とは? キングストン「HyperX Predator」を試す (1) 簡単にオーバークロック動作が行えるキングストンメモリ
一方通常のDDR3-1600MHzのメモリタイミングは、CL11-11-11-28となっている。
○1600MHzと2666MHzの差をベンチマークで比較
それでは、ベンチマークに移ろう。まずは、Windowsの動作の指針となるWindows エクスペリエンス インデックススコアから。2666MHz設定にしたところ、1600MHzよりもメモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックスの数値が上昇した。予想以上に上がり幅も大きく、ほかのベンチマーク結果にも期待が持てそうだ。続いてベンチマークソフトの定番2本、「SisoftWare Sandra 2014」 の「メモリーの帯域」、および「FUTUREMARK 3DMARK」の検証結果。メモリー帯域は大幅にアップしており、数値どおりの結果が確認できる。一方、3DMarkの結果は、微増というところ。
確実に効果は見込めるが、ほかのデバイスの影響力が大きそうだ。
○エンコードは早くなるのか? 実アプリでの効果をチェック
最後に、実際にアプリを動かしたときの速度アップを見込めるかどうか、動画のエンコードで試してみることにしよう。834MBのMP4ファイルを、ペガシスの「TMPGEnc Video Mastering Works 5」