オーバークロック・メモリの効果とは? キングストン「HyperX Predator」を試す (1) 簡単にオーバークロック動作が行えるキングストンメモリ
にてDivXに変換し、その速度を計測した。結果としては、1600MHz設定に比べ、2666MHz設定が2分ほどはやく変換を終えることができた。さらにサイズの大きいファイルだったり、2パスエンコード設定にした場合、その差はさらに広がることだろう。
○ボトルネックを解消できる、カスタマイズ最後の一押し
メモリの速度は、現状ソフト動作の必須環境にあげられることは少ない。そのため、ひとまずのバルク製品を購入し、使い続けているユーザーは多いはず。しかし今回の結果で、メモリクロックの向上はWindowsやソフトの動作速度に確実に影響していることがわかった。PCの構成を吟味しシステムを調整、すでに自分のPCに改良するところはないと思っている方にこそ、メモリの変更をぜひおすすめしたい。リスクなしに簡単にオーバークロックメモリの恩恵を受けることのできるキングストンの「HyperX」ならば、お気に入りのPCの性能を底上げする「最後の一押し」として活躍してくれるはずだ。