2014年8月7日 13:05
ThinkPad 10に込められたエンジニアのこだわりとは - レノボ・ジャパン「ThinkPad 10」技術説明会
このほか、海外向けなどのLTE対応モデルでは、新規アンテナの採用やRFマッチング回路の最適化で、ワイヤレスアンテナ部分子方を行ったという。
○Bay Trai採用で大きく向上したパフォーマンス
パフォーマンス面では、Bay Trail世代の最上位モデル「Intel Atom Z3795」によって、Intel Atom Z2760と採用した「ThinkPad Tablet 2」と比較して、システムパフォーマンスで2倍、グラフィックスパフォーマンスで4.5倍と大きく向上した。
ディスプレイも同じ10.1型ながら、解像度は1,366×768ドットから1,920×1,080ドットに拡大。一方で高効率・低消費電力のLEDバックライトにより、10時間を超えるバッテリ駆動時間となっている。
○使いやすさへのこだわり
デジタイザーペンは、従来の6.5mmから8mmへ太くなりもちやすくなった。本体が薄型化したため、ペンの収納スペースがなくなってしまったが、使いやすさとのトレードオフで、あえてペンを細くしなかったという。
また、デジタイザはディスプレイの周辺部では、認識する精度が落ちてしまうが、ディスプレイの端でも直進性や追従性を向上すべく、チューニングを重ねたとしている。