Core i7-4790KとRadeon R9 280搭載したアッパーミドルの新定番「MDV-RZ7500X」
発売当初は多くのユーザーにグラフィックスカードの買い替えを促したタイトルだが、今ではWQHDという高解像度でも快適に遊べてしまう。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」はすでにスコアが頭打ち状態となっており、ほとんど差が確認できない。ちょっと性能がもったいないくらいだ。
○ベンチマーク時の消費電力やいかに?
最後に、消費電力について触れておこう。そのパフォーマンスや700Wという搭載電源から推察される通り、3DMark実行時には264Wまで消費電力が上がっており、さすがにゲーム中はファンの速度などもあがりがちだ。しかしグラフィックスカードの冷却機能なども相まって、不安定なところはない。ただしWindows 8.1のアイドル状態では57Wまで下がるため、普段使用する際に消費電力が高くて困ることはないだろう。必要なときにはパワーを発揮し、不要な際にはしっかりと抑える、ある意味メリハリのある結果といえる。
○12万円以下(税別)での新定番と成り得るハイパフォーマンス構成
ここまで確認した通り、Core i7-4790KとRadeon R9 280が実現する処理能力は、とても優秀だ。