夜のバイク、最も目立つヘルメットの色とは - カラフルなヘルメットも披露
その平均視認距離は47.5mで、視認性最下位となった黒(9.5m)の約5倍も見えやすいという結果に。白も平均視認距離も47.1mと、蛍光イエローとの差がほとんど見られなかった。
興味深いのは、「蛍光ピンクよりも普通のピンクのほうが見えやすい」「蛍光グリーンの平均視認距離が蛍光イエローの約7割にとどまる」などの結果が出たこと。一般的に目立つとされる蛍光カラーでも、夜間におけるクルマからの視認性という点では、ひとくくりにできないことが確認されたといえる。
○最も目立つ色・蛍光イエローのヘルメットを提案
今回の実験結果を受け、クリエイティブ分野の専門スクール「バンタンデザイン研究所」の学生たちが、「交通安全×デザイン」をテーマにヘルメットをデザインする産学協同プロジェクトも紹介された。蛍光イエローが採用された5種類のヘルメットを披露し、それぞれモデルが着用してポージングを行う場面も。
バイク好きで知られるヒロミさんらをゲストに迎えてのトークショーも開催。蛍光イエローのヘルメットについて、「被ったことはないけど、目立っていいなとは思う」とコメントした。
ちなみに自身のヘルメットは、「白が多い。