くらし情報『日本一の大仏は千葉県に! 鋸山「日本寺」はいろいろスケールが大きかった!!』

日本一の大仏は千葉県に! 鋸山「日本寺」はいろいろスケールが大きかった!!

とは言え、現在ある日本寺の大仏は昭和44年(1969)に復元されたものだ。原型は天明3年(1783)に大野甚五郎英令が27人の門徒とともに、岩山を3年かけて彫刻した御丈8丈(約24.24m)・台座9丈2尺(約27.88m)だったという。世界平和・万世太平の大象徴として、4年の月日を経て復元建立され、今に至っている。

○「地獄のぞき」で心身冷え冷え

巨大なのは大仏だけではない。険しい崖に囲まれた山頂エリアには、崖岩に彫刻された「百尺観音」も規格外の大きさである。その名の通り百尺(約10.3m)なので、見上げるのも一苦労。大戦の犠牲者の供養と東京湾周辺の航海、航空、陸上交通犠牲者の供養のために発願されたもので、今日では航海、航空、陸上交通の安全を守る本尊として崇(あが)められている。

山頂まで行ったなら、ぜひ「地獄のぞき」をしてみよう。
絶壁の上に突き出した岩盤が見えたら、それが「地獄のぞき」である。崖からせり出したその場所からは約100m下を見下ろすことができる。遠めで見ているだけでも背筋が凍る思いだが、実際にその場に立ってみると……やっぱりなかなか身動きがとれない。

○表情豊かな1,553体の羅漢

また、境内には大野甚五郎英令が21年間、門徒27人とともに生涯をかけて1,553体を彫刻した石仏「東海千五百羅漢」

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