2014年9月30日 12:32
パナソニック、新生Technics誕生を高らかに宣言 - 技術者による非公式集団からブランドを再生した道のり
音楽には世代も国境もなく、純粋に音楽を愛する人のために感動を届けていく。人生には感動体験が重要で、Technicsを通じて、それを届けたいという気持ちが込められているという。
○新生Technicsの哲学とは?
音楽の楽しみ方は多様化している。Technicsでは「サウンド」「テクノロジー」「デザイン」の3つのフィロソフィによって、デジタルネットワーク時代の音楽の感動を届けたいとしている。
新生Technicsのサウンド哲学を小川氏は、「音の入り口から出口まで、微細なレベルを追求する高精度な信号処理と伝送を極めるとともに、演奏家と聴く人が求める普遍的な価値を持つ音へのこだわり」だと語っている。
また、音にこだわる選任体制を構築し、よい音を構成する素材は部品を選定。さらに、回路構成や構造の見極め、物理特性の評価を行うとともに、サウンドコミュニティによる総合的で厳正な音質評価も行っているという。
新生Technicsの技術哲学は、Technicsの技術のよきDNAを継承しつつ、高解像度のフルデジタル技術を導入することだという。
これにより、アーティストがまるで目の前に浮かび上がるようなクリアなサウンドイメージと豊かな空間表現を生み出すことを目標としているという。