「こんなに疲れたことはなかった」『オペラ座の怪人』デザイナーが衣装の秘密明かす
『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』より衣装デザインを担当したアレキサンドラ・バインのコメントが到着。美しい衣装の秘密、制作の舞台裏について明かしている。
ガストン・ルルーの小説を基に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが1986年に作曲した名作ミュージカルを、『バットマン・フォーエバー』などのジョエル・シュマッカー監督が映画化した本作。公開から20年の時を経て、新たにスクリーンに甦る。
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自身も衣装デザイナーであったジョエル・シュマッカー監督が何よりこだわったのが、<1870年代パリの壮麗な世界を再現すること>だったという。監督はその想いを現実のものにするため『エリザベス』や『ハムレット』でアカデミー賞にノミネートされたほか、近年ではDCコミックス原作のヒーロー『ザ・フラッシュ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ドクター・ストレンジ』などの独自の世界観を持つ衣装を手掛けるなど活躍を続ける映画や舞台の衣装デザイナー、アレキサンドラ・バインに本作のための衣装デザインを依頼した。
バインは「<『オペラ座の怪人』の参考にするために>と彼が見せてくれたのは映画『山猫』だった。